お客様を引き付けるイベント

イベントとはわかりやすく言えば”出来事づくり”である。例えば各地のお祭りの大変な人出を見ても、人間はいつも何か楽しい出来事、興奮する出来事を求めてやまないという習性あるように思う。特に近年は楽しい事、面白い事に対して貪欲になっている。

店の販売促進において、この傾向を見逃すのはあまりにももったいない。あくまでもお客様に喜んでもらえ、店や地域に合い、しかもしかも時勢に合った出来事づくり、つまりイベントを仕立て上げ、お客様の動員を図っていくことである。

他店の単なる模倣であったり、収益の拡張だけを狙ったり、単なる思い付きであったらイベントは成功しない。

お客様との共感を得られ、明るく楽しい出来事づくりを進めることである。自分の店は小さいからとか、資金がないからとか、できない理由を挙げ連ねているのでは、とても実践にはうつせない。店が小さいなら小さいなりに、資金がないならないなりに金をかけないでやる事はある。知恵の働かせどころである。

いくつかの事例を挙げてみよう。ある店から小箱が送られてきた。開けてみると、風鈴が入っていた”ああ、夏の風物を届けてけたんだ”と思い、早速、軒下につるした。
丸い透明なガラスに赤と緑と青色で花の絵が描かれていてかわいらしい。風鈴は風が吹くたびにチリンチリンと鳴り、その店の主人が呼びかけているようにも思え、忘れかけていた夏の情緒を蘇らせるには効果満点、夏休み客の格好の呼び込み作戦である。





またこんなケースもある、店に入ってイスにかけていると、テーブルにくじが置いてある、
くじにあたればコーヒーが1杯無料になるという。早速くじを引いてみると、”はずれ”であったが、隣の客は”あたり””よし、この次は自分が当たるかもしれない”どうせコーヒー店に行くのなら多少あしを延ばしてもと、次の日もまたその店に行ったのである。

しかし、くじは当たらなかった。がっかりしていると、店の接客係が”当たり券”を持って
”コーヒーをもう1杯どうぞ”とにっこり笑って、お代わりのコーヒーを持ってきた。
この時をきっかけに店に縁ができ、いくつものコーヒー店を通り過ごしてその店に行くようになったアナザーコーヒーの普及作戦である。

さらにもうひとつ”ちょっといい店があるんだけど、行かない?”と誘われてついていくと、
目指す店はラーメン店で、長蛇の列ができている。誘ってくれた人は”この店、木曜だけ、
ラーメンいっぱい100円で食べられるんだよ”と人気の説明をしてくれた。周りの店はすべて高価格、そのためその店は評判になっており、木曜には必ずかよって来る人もいるという。

このように、さまざまな店で催されるイベントを集めて参考するのもよい。コーヒー券の提供、ドリンク、料理の無料券、割引券、○曜日はステーキの日、お子様の日、レディースデイ、など興味をひくイベントを実施したい。








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