最後の印象でお客様の満足感を高める

とんこつ風のおいしそうなラーメン店に入りました、店員は注文したラーメンを出すと、表ののれんをしまいはじめました。どうやらもう閉店のようです。
早く食べなければと思いつつ、最後にはならないだろうと考えながら食べていました。
店員達があたりを片付けようとする動きが目立ちはじめました。
何となく焦ります、長いは無用です、食べ終わってレジに向かいました。

片付けをしていた店長らしい人が、レジの対応をしてくれました。千円札を渡すと
”ありがとうございました”おつりを渡してくれましたが、手にタッチするように乗せてくれ、
左手を手盆のようにそえてくれたのです、このていねいな動作が閉店間際のせかせかとした
雰囲気を打ち消してくれました。

最後の印象は、お客様の満足度を高めるか、それとも台無しにしてしまうかのわかれ道になります


混んでいる店内で、注文や水の差し替えを頼もうとして、”すみません”と大声を出し、手をあげてもスタッフはなかなか気づいてくれない、あるいは、こちらを見ているので気づいてくれたと感じても”はい”の返事が聞き取りにくかったりすると、”果たして来てくれるのだろうか”と
心配になります。

接客業では”はい”の返事はお客様との会話の一歩です、”はい”と言う返事ひとつで
信頼感が高まったり、落ちたりしますから、元気で信頼感を与える”はい”の言い方をマスターしましょう。

まず、語尾は下げずに上げ気味に発音すると元気よく聞こえます、飲食業はスピーディーな
動作を求められますから、返事もきびきびとした言い方がふさわしいでしょう。
きりっとした感じを出すためには、語尾に”っ”をつけて”はいっ”と発音する練習も効果があります。さらにアイコンタクトやうなづくなどの動作をともなうと、よりお客様に伝わりやすくなります。すぐにお客様のところに行けない場合などは、こうした動作を添えることで、お客様は
安心します。



まずは声を鍛えることからはじめよう、来客が集中した後や勤務の終了時間が近づくにつれ
体も疲れ、声も沈みがちになります。一言の”はい”の返事や挨拶にも疲れが混じって、説明すら億劫になったりします。

こうなると同じ事を話していても、お客様には聞き取りにくかったり、話がわかりにくかったり
どうかすると無愛想に思われたりします。

接客サービスの仕事は、お客様に聞かれたことはもちろん、聞かれないことでも、
お客様に有益な事は正しく伝えなければならない場面が多々があります。
接客サービスのプロとして、お客様が安心して聞けるような話し方や声の出し方、つまり、
”心地よい声と話し方”をマスターしなければなりません。

料理の価値を落とさないためにも、おいしさが伝わる声と話し方を研究しましょう。
毎日1分間でも発声練習を続けると、声は鍛えられます。

大きな声や張りのある声を出すために、腹式呼吸をしながら、できるだけ大きな声を長く、
腹の底から出す練習をします。
十分吸い込んだら”あー”と発声しながら、吸った息を少しづつ口から吐き出します。
息を吐くにつれ下腹部を徐々にへこませます。











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