仲間うちでも仕事中はていねいな言葉を使う

観光地のおしゃれな店での事です、建物は古く重厚な感じがして、店内の照明も抑えられ、
落ち着いた雰囲気です、席もゆったりして、ランチを食べていました。

少し先の方に、荷物だけが置かれたテーブルがありました、お客様はどこへ行ったのだろうと思っていると、スタッフの一人が”おかえりなさいませ”と階段を上って来る年配の夫婦へ
あいさつをしていました。どうやら、階下の売店へ行っていたようです。

時間がなくなってきたので、すでに注文していたデザートと飲み物をすぐに持ってくるようにスタッフへ頼みました。そのスタッフは”かしこまりました、すぐお持ちします”と言って奥へ向かいました。時間を気にしながらも安心した気分になりました。

とその時です”言った、言った”と厨房から大声がしました注文が通っていなかったのか、
”言った””言わない”のスタッフ同士の会話でした。あまりの粗雑な言い方に驚くとともに
興ざめしてしまいました。

お客様から見えない位置でも、声は響きます、スタッフ同士の会話であっても、聞き苦しい言葉は避けたいものです。働いていると仲間意識が生まれ、親しみからラフな言葉を使い勝ちになりますが、仕事中は慎みましょう。どこでお客様が聞いているかわかりません。




同じサービスを提供するのでも、一言つけ加えると、ワンランク上のサービスに思えることがあります。ランチにおしゃれな丼物を出すカフェスタイルの店でのことでした。

女性スタッフが大きくて重そう丼を運んでいましたが、それが、ぎこちなく、アルバイトのスタッフみたいでした。ところが食器をさげる時”お下げしてよろしいでしょうか?お茶をお持ちいたします”と言葉を添えてくれました。それがとても好印象を受けました。

そして、お茶を運んでくると”失礼します、お茶をお持ちしました”にっこりしながらテーブルに
湯のみを置いてくれたのです。

そのていねいなものいいが不慣れな印象を打ち消し、心に気持ちよく伝わりました。
このように動作に一言付け加えることで、お客様との気持ちをつなぐことができ、
仕事の質やサービスの向上を図る事ができます。

やはり、無言よりもしゃべるほうが場の雰囲気がよくなり、もっと店にいたいな、それじゃあもう一品、注文しようかとなります。スタッフの笑顔につられてまた来店しょうかとなり
リピーターが増えることでしょう。

スタッフのちょっとした声かけや笑顔が一回限りの来店か固定客になる要素の一つになります。



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