小さな店ならではの機転を利かせる

軒先にテイクアウトの惣菜を並べた小さなフランス料理店がありました。繊細な料理の盛り付けやスタッフの気の利いた会話は、ホッと体を休める場所です。

ある時、店に行くと、店の人と軽い挨拶をかわし、オーダーを取りにきました。
”きょうは体調がすぐれないんです”と話したら、だるそうな様子を見た店の人は、心配顔になって”外は暑いから大変ですね。では、前菜をサラダに変えましょう。メインもレモン風味のソースにしましょうか?”と、セットメニューの変更を提案してくれました。

この配慮に元気づけられ、出された料理を食べ終える頃には、すっかり調子がよくなりました。こうした対応は、小さな店だからこそできるサービスかもしれませんが、食事はお客様の
元気の源です。ちょっとした配慮で、お客様に元気を取り戻していただけるならこれ以上幸せなことはありません。


先を読みすぐ行動にうつす、ある日、ランチタイムにふらりと入ったイタリア料理店でのこと。
外観はそれほど目立った店ではないのですが、10分くらい待たされるほど混雑していました

スタッフは若い女性ばかりで、皆いそがしく動き回っています。そのキビキビした動きに期待感が生まれました。客層はOLがほとんどでしたが、年配者も見受けられます。
70代とおぼしき男性が入店し、男性はメニュー表を眺め、ご飯がないかとスタッフに聞いています。スタッフは身をかがめて親切に対応し、リゾットをすすめていました。



話ベタでもお客様をひきつけられる、帰宅途中、一人で立ち寄るパブです。
マスター一人でやっている店で、
カウンターに背の高いスツールが8脚ほどのこじんまりした店です、いつもジャズが静かに流れており、時間帯によれば他にお客がいない時もあります。

落ち着ける会話、くつろげる会話とはどんな会話でしょうか?いや、ほとんど話さないのです、放っといてくれるのが、一番のくつろぎなのです。
お酒の調合を見ていたり、グラスを磨く手つきなどを見ていると、にじみでてくるものがあり、
なかなか、その姿に味があります、その仕事ぶりを見ているだけで会話しているような気分になります、無言のコミュニケーションでしょうか。

もちろん話しかければ相槌を打って聞いてくれるし、時には○○をお作りしましょうか?
と勧めることもあり控えめだからうるさく感じないのがいいですね。

そのマスターは他のお客様とも微妙な距離を保って接しているそうです、お客様の中には
よく話す方がいますけど、マスターは深入りしないようです、いろいろなお客様が来店しているので、周囲を見て雰囲気を壊さないように気を配っているようです

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